自宅サーバ構築 – Ubuntu Server の導入

このエントリをはてなブックマークに追加

兼ねてから自宅でファイル置き場として使用していたNAS(Link Station)の
容量が不足してきており、大きな動画等が既に置けない状態となっていましたが、
今回、大幅に環境を変更して、本格的にメディア&開発サーバの運用を
開始しました。

といっても、本格的なサーバPCを購入したということではなく、家人がPCとして
使用していたDELL SC430を、本来の用途であるサーバに戻しただけです。
その代りに自分が使用していた自作PC(Cerelon 1.7GHz)を、家人が使うように
しました。グラフィック性能がマシなので、そちらの方が快適となるようです。

自作PCは、古いケースに付属していた電源が爆音であんまりだったので、静かな
電源を新調しました。これで随分と静かになり、ようやく家人が普段生活する
リビング続きの部屋に置けるPCとなりました。

またサーバとして運用するSC430には1TBのハードディスクを新調し、
Ubuntu Server 9.02 を導入しました。以前のNASは120GBだったので、
大幅な容量アップとなります。
1年ほど前にDVビデオ機が壊れたのをきっかけに、SD記録型のビデオカメラ
「」を購入したところ、やはり動画の容量増はとても激しくて、
あっという間に120GBを覆い尽くしたのでした。1TBで充分かどうかは、
まだわかりませんが、しばらくはOKでしょう。

Samba

ファイルサーバとしての目的が大きいので、何は無くてもこれを設定します。

Apache

サーバ上で稼動する各種ソフトウェアはフロントエンドはWEBアプリとして
提供されていることも多いです。当然のように設定です。

Redmine

以前から作成しているプログラム開発の管理に、チケットトラッキングシステムの
Tracを使用してきました※1。NASには導入は難しかったのでレンタルホスト上で
運用していたのですが、FastCGIの不可能な環境では重くて不快だったのでした。
プロジェクトが1つしか設けられないのも不満でした。

そこで、これらを解決する新しいチケットトラッキングシステムとしてRedmineを
導入することにしました。同ソフトはRuby On Rails で作られているので、
Apache等に RoR を動作させる環境を設定する必要があるのですが、不具合なども
あり結構苦労しながら導入しました(1週間くらい悩んだ)。
結果、どうかというと、とても気に入っています。何より動作が速くて、
操作感が良いのと、プロジェクトをいくつも作れるようになったので、色々な
こと(開発環境自体の管理など)をこれで管理するようになりました。

※自宅での作業で、そんなものが必要なのかと思われるかもしれませんが、
デスクトップとノートなど、複数のPCを使用していたりするのと、
情報を一元化、集中させるという目的には、こういったソフトはとても
効果的です。お勧めします。

Subversion

一般のソフトウェア開発では欠かせない構成管理ソフトですが、環境構築が
面倒なので、これまで通常のファイルコピーでごまかしていたのですが、
思い切って環境を整備しました。やはり、統一された場所で管理されていると
いうのは、とても安心感があります。ファイルコピーだとコピーした場所をすぐ
忘れてしまい、あちこちに散乱してしまったりしていましたが、今後は忘れる
ことは無いでしょう。

・FTP
当方が作成しているiPhoneアプリSyncMemoはFTPを使用するので、FTPサーバを
このサーバにして、更にそのフォルダをSambaで参照できるようにすることで、
メモを完全に共有する仕組みができました。

また、今後の展開としては、以下のようなことを考えています。
・サーバルームへの移設
DELL SC430は比較的静かなサーバだとは思いますが、無音というわけではなく、
もう少し静かにしていて欲しいと思っています。現在設置しているところの
壁を通した反対側に、小さな物置があるので、そこを片付けして、ケーブルが通る
用に工事して、サーバルーム(笑)として、使用したいと思っています。

・HDDの2重化
1TBのHDDは\9,000でした。安いものなので、サーバに置けばもう安心という
環境にするために2重化しようと思っています。構築にはRAID1
(ミラーリング)ではなく、ソフトウェアを使用したミラー化を考えています。

・Time Machine
メールはGmail、主要なファイルはDropbox経由で同期しているので、実は
あまり必要性を感じていないのですが、Samba経由でTimeMachineの運用が
可能なようなので、導入を検討しています。

といったような感じで、自宅にサーバを常時稼動させてみたのですが、
大変快適な環境を作ることが出来ました。NASでも結構役立っていたのですが、
Ubuntu Server のような豊富な機能を持つシステムを使うことで、事実上、
思いつくことは何でも出来るようになった気がします。
SOHOの人はもちろん、趣味で自宅プログラミングを楽しむ人にもサーバを
稼動させるのは、結構メリットが多そうです。

Leave a comment